幼い頃にオーストラリアへ養子に出され、ストリートチルドレンとして孤独に生きてきた青年が、ある事件をきっかけに余命いくばくもない身となり、実の母親を探すため韓国へ帰国することから始まる物語です。自分を捨てた母親への復讐心と、過酷な境遇の中で出会った純粋な女性との狂おしいほどの愛が描かれます。悲劇的な運命に翻弄される主人公たちの姿は当時の視聴者の心を激しく揺さぶり、放送終了後には結末の切なさから立ち直れない「ミサ廃人」と呼ばれる熱狂的なファンを多数生み出しました。「無償の愛」の本質を問いかける、韓国メロドラマの金字塔です。
イ・ヒョンミン
イ・ヒョンヒ
ドラマの悲劇性と叙情性を極限まで高めているのが、中島美嘉のヒット曲「雪の華」を韓国語でカバーした主題歌です。パク・ヒョシンが歌う「雪の華(Snow Flower)」は、ムヒョクの孤独な心境やウンチェとの切ない恋模様に重なり、イントロが流れるだけで涙を誘う名曲として定着しています。YouTubeで当時の映像や音源を探す際は「ごめん愛してる OST 雪の華」「I'm Sorry, I Love You OST Park Hyo Shin」といったキーワードで検索すると、公式に関連する動画を見つけられます。
ムヒョクはオーストラリアで自分を捨てた実の母親オ・ドゥリが、韓国で大スターの息子チェ・ユンを溺愛し裕福に暮らしている事実を知り、激しい憎悪を抱いて復讐を誓います。しかし、ユンの幼馴染でありスタイリッシュなトップスターであるミンジュに恋するユンを陰で支え続けるウンチェと出会ったことで、ムヒョクの心境に変化が訪れます。ウンチェは最初、傍若無人なムヒョクを警戒しますが、彼の抱える深い孤独と余命わずかという残酷な現実を知るにつれて、すべてを投げ打って彼を愛し抜くことを決意します。ユンもまた、信頼していたムヒョクの正体と自身の出生に隠された真実を知ることで、激しい葛藤に巻き込まれていきます。